「監督交代がチームにもたらす影響。ラッバディアとへーネスの違い」
PICK UP MATCH #15-2「0-2で10人!4-4-1のブロックを引いてなぜ追いつけたか?」
PICK UP MATCH #15-1の今回は、ドルトムント戦の試合解説を前にVfBシュツットガルトで起きた「監督交代」「新監督での初勝利」等を遠藤航の選手目線から振り返る。
――INDEX――
・監督が代わるからといってチームは大きく変わるのか?
・監督と同じくキャプテンも代わった方が良いのか?
・マタラッツオ、ラッバディア、へーネス、各々のやりたいサッカーの違い
・「前への推進力を警戒したい」残留争いのライバル、次戦アウグスブルク戦への展望
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前回のPICK UP MATCH#14「vsバイエルン戦」からシュツットガルトは4節を消化。
第24節フランクフルト戦で1-1と引き分け、ヴォルフスブルク戦、ウニオン・ベルリン戦で連敗し最下位となると、この第26節をもってブルーノ・ラッバディア監督は解任され、昨年の6月までホッフェンハイムの監督を務めたセバスティアン・へーネス監督が招聘された。
40歳の青年監督の初陣はカップ戦、DFBポカール準々決勝・第1戦のニュルンベルク戦となった。その一戦での1-0の勝利の勢いのままに、リーグ初陣の第27節ボーフム戦でも3-2で勝利。
第21節ケルン戦以来、久しぶりのリーグ戦での勝ち星を挙げ、シュツットガルトは最下位から抜け出し16位に。チームは上昇気流にあるものの、依然降格プレーオフ圏内にあり、最終節までの残り7試合で勝ち点を落とせない緊迫した状態は続く。
そんな中で迎えた第28節、2位強豪ボルシア・ドルトムント戦を「PICK UP」する。
同一シーズンで4人目の監督という難しいチーム状況の中で遠藤航が考える、「監督交代がチームにもたらす影響」とは?
「新監督が新しいやり方を植え付けようとして結果が出ないときに選手が考えること」「監督と同じくキャプテンも代わった方が良いのか?」「へーネス新監督のサッカーを見る上でのポイントは?」
選手目線、キャプテン目線から遠藤航が解説。