2年連続のナ・リーグ打率9位、OPSは8位とメジャーを代表する右打者としての数字を残した鈴木誠也。それでも、ポストシーズン進出はならず、打者としても「満足できる打席はひとつもなかった」と振り返ります。

 お待たせしました、シーズンレビューの第一弾です。

INDEX
・8-9月の好調をどう感じる?
・シーズンを通して「フォーム」の変化が少なかったのは「技術」への自信?
・【変化】「メカニクス」から「ボールのどこを打つか」へ
・2024シーズンのハイライト「完璧な弾道、21号ホームラン」の秘密
・大谷翔平をどう見ていたか?

最多更新の21号ホームランの「布石」 

「重要だったのはメカニクスから打ちどころ」へのシフトチェンジ。それをもたらした背景にあるのは「慣れ」。

 同級生・大谷翔平への思いとともに振り返る2024年。...