ぐっと気温が下がり、いよいよ秋本番の気候となりました。10月27日の衆院選の立候補者のスピーチをよく目にすることもあり、「伝え方」について考えを巡らせています。

編集者になってかれこれ20年。俳優や作家、アーティスト、クリエイター、知識人、経営者…etc.さまざまな職業の方にお会いして、インタビューをしてきました。

しかしながら、未だに取材のときは緊張します。そしてどんなに事前に準備をしてきても、取材後に「あれについてもっと話を掘り下げればよかった」とか「あのときなぜ次の質問に移ってしまったのだろう」と、後悔することばかり。

仕事だけではありません。家族とのコミュニケーションでも、ささいな言葉がときに「売り言葉に買い言葉」になったり、気がつけば「○○しないでよ」というネガティブワードだらけになっていることもあります。

『夫婦のリカバリー法』で夫婦カウンセリングをリアルに取材させてもらったときに、大いに学んだのが夫婦のコミュニケーションの大切さ。伝えられなかった想いは澱のように心の底にたまっていき、気がつけば取り戻せないほど積もってしまうものでした。

愛し合い、生涯を共にするパートナーとして誓い合いスタートした結婚生活。しかし仕事や家事、育児に追われる中、気がつけば壁があると感じたことはな...続きを読む

そんなわけで、最近『世界最高の伝え方』(東洋経済新報社)を読み、改めてコミュニケーションの大切さを痛感しています。

大切なプレゼンや、就職時の面接、選挙のスピーチ、どれも「いかに自分の言葉が人の心を動かしたか」が重要となってきます。こういった大舞台に限らず、人との関係はすべてコミュニケーションが全て。人との関係性がパフォーマンスに左右する職場や、居心地のよい家庭環境もすべてコミュニケーションです。この本に書かれている通り、「人生はコミュニケーションでできている」と思うんです。

『世界最高の伝え方』

10月30日のシンクロライブでは、この本の著者であるコミュニケーション戦略家の岡本純子さんのお越しいただき、私のような「話し下手のためのトークスキルを上げる方法」について教えていただきます!

10月30日(水)19:30〜のシンクロLiveのゲストは、社長や企業幹部1000人以上の話し方を変えたという伝説の家庭教師・岡本純子さん。...続きを読む

今回はビジネスシーンに限定して、
・人に動いてもらうための伝え方
・自己PRのシーンで必要な雑談力
・心に残るプレゼンスピーチのやり方

など、ビジネススキルが明日から確実にアップする内容です。私もたっぷり学ぼうと思っています!

編集吉田