「SEIYA'S BATTING REPORT」、今回はWBC辞退後の現況やケガの具合についてなどを率直に語ってもらいました。
画面に現れた「侍の背番号51」
指定の時間は日本の朝、アメリカの夕方になる。ZOOMをつないで待っていると、画面越しに現われた鈴木は「侍ジャパン」のユニフォームを身にまとっていた。
「この生地、軽くてすごく着やすいんです」
おどけて答えたけれど、そこには侍ジャパンへの思いがあった。鈴木誠也に聞いた、全10問。
Q.1 辞退以降、心身の状態を心配しているファンも多くいます。実際はいかがですか?
さすがにもう全然、大丈夫です。最初は「なんで?」「このタイミングで?」と思いましたけど。でも仕方ないな、と割り切ってもいました。
Q.2 代表辞退はすぐに割り切れましたか?
気持ちは大丈夫だったんですけど、やる気は出なかったですね。WBCを目標にやってきたので、仕方ないと思いつつも「どうしよう、やる気でない……」って。
(脇のケガの)痛みがあってやることがない、というのもあったかもしれないです。
Q.3 (その)ケガの状態はどうですか?
今は痛みがほとんどなくて。やれることは増えました。それもあって気持ち的には全然問題ないです。しっかりシーズンに向けてやっていこう、という感じになってます。
動き的には、今のところ回旋動作が入らなければ(大丈夫)。その回旋動作も可動域を出すくらいであれば問題なくて、力を入れたり、強く戻したりすると違和感があるイメージです。
まだケガをして2週間ないくらいなので……(回復具合は)早いのかな、とは思っています。
Q.4 シーズン開幕には間に合いそうですか?
そうなればいいですけどね。
チームからは「長引くケガだから、開幕を無理に目指さなくてもいい」とも言われてるので、(回復が)早ければいいですけど、遅かったら仕方ないとも考えています。
開幕に合わせてまたケガするくらいなら、10試合欠場したとしてもちゃんと治して残りの157試合に出たいですね。
Q.5 今、やりたいと思っていることは?
こういうケガをぶり返さないようにできることをしっかりやって、もう一回、ウエイトトレーニングをバンバンやりたいですね(笑)。
Q.6 ケガの理由を「ウエイトのし過ぎ」だという指摘があります。今オフで体重が10キロ増えてキャンプイン、その関係は?
(関係が)ないとは言えないかもしれないです。
その上で、僕自身はウエイトをすることが悪いとは思っていないですね。...