正念場インドネシア戦、スタメンは?

 サッカージャーナリストのミムラユウスケ氏、田村修一氏、木崎伸也氏を中心に、サッカー解説者・林陵平氏、おこしやす京都ACの分析官・龍岡歩氏らに取材、日本代表のアジアカップでの戦いを全6回10企画に渡って配信する「日本サッカー徹底検証#5 アジアカップ特集」。

 今回はグループリーグ突破がかかるインドネシア戦について、日本代表のトレーニングの様子、スタメン予想、イラク戦から克服すべきポイントを配信します。

「日本には何年かけても追いつけない」と思わせる戦いを!

 「アジアでの戦いは難しい」

 この言葉の持つ意味は、時代によって変わる。

 慣れない中東の地で試合をすることを指していた時期もあったし、アジアのレフェリングのレベルの低さを指す時期もあった。日本がアジアの中堅国だった時代には、アジアの予選を勝ち抜いてW杯出場権を勝ち取る難しさを意味していた。

 あるいは、堅守速攻スタイルのチーム相手と戦うのが難しいというニュアンスは、今も昔も変わらないのかもしれない。

 では、今大会における「アジアでの戦いの難しさ」が何を意味するのだろうか?

 これまでの2試合を戦って、ようやくハッキリと言語化できるようになった。

 その答えを紹介する前に、言語化するうえでのヒントとなる3人のコメントを紹介しよう。...