誰にでも、思い入れのある場所、好きな街、ゆかりのある地があると思います。私にとって、その場所は“神保町”です。学生時代は通いたいがために、神保町のブックカフェでアルバイトをしていました。

今回はそんな私が神保町の楽しみ方について書きたいと思います。

神保町といえば古書店が並ぶ本の街として有名です。都会とはうってかわって、外に本棚がずらっと並んでいる街並みを散歩するだけでも、昔にタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気を感じることができます。

いろんな書店を巡りながら宝探しのように本を探し、気になる一冊に出会えたときは、宝物を探し当てたようで喜びは格別です。

実は、本だけではなく、「レコード」の街としても楽しめるんです。古本を探しつつ、レコードをDIGる。本と同じく思わぬ名盤や新しい音楽に出会うのも楽しみのひとつです。

まだまだ魅力が沢山ある神保町ですが、この前久しぶりに訪れたとき、いくつかの馴染みのあるお店が閉店しているのを見ました。

時代の変化のせいではありますが、やっぱり少し寂しいですし、この街の独特な空気感や歴史あるお店や文化は、これからも大切に守られてほしいと心から思います。

なんと10月25日(金)~ 11月4日(月・祝)「神田古本まつり」が開催されるそう。本を乗せた100台を超えるワゴンが並べられるんだとか。

この機会に、ぜひ神保町を訪れてみてください!