芸術の秋ということで、先日東京駅構内にある東京ステーションギャラリーを訪れました。

1994年日本に初上陸して以来人気を博しているインテリアショップ『ザ・コンランショップ』の生みの親、テレンス・コンランの人物像に迫る展示がされています。

展示では、第二次世界大戦後のイギリスのライフスタイルから、若者文化が一世を風靡した1960年代のスウィンギング・ロンドン時代、コンラン卿が日本に与えた影響などが章立てで観られる内容に。コンランの愛用品や自邸の中にある仕事部屋の巨大写真など、インテリア好きは心躍る内容です。

展示の中で印象に残ったのが、コンランの愛用した『モレスキン』のノートブックの写真。コンランが書き込んだメモや、インスピレーション源の写真などが貼られていました。

 

 

最近ではすっかり「スマホ頼り」の生活。写真もメモも、スマホ1台で済んでしまいますが、やはり「書き出す」ことは改めて大切だなと気付かされます。「ジャーナリング」といって書く瞑想も注目されていますよね。デジタル時代でも「書く」ことを忘れずにいたいと、改めて感じた1日でした。

 編集吉田