明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

年末年始といえば、読書の時間。

ニューヨークにある大型書店バーンズ&ノーブル(日本の書店のイメージでいうと紀伊国屋書店でしょうか)で、書籍を物色していると、入り口前のいちばんよい場所に、村上春樹の特集コーナーが設置されていました。

『街と、その不確かな壁』(英題『The City and Its Uncertain Walls』)のパネルが目を引きます。

昨年、2024年のニューヨーク公共図書館のお薦め書の中に、の「ねじまき鳥のクロニクル」(村上春樹著、英題:『The Wind-Up Bird Chronicle』)が入っているなど(ちなみに「ねじまき鳥のクロニクル」第1部の初版は1994年)、こちらでは、日本人が思っている以上に村上春樹は人気があります。

ニューヨーク公共図書館には、「SimplyE」という電子書籍の貸出・閲覧ができるアプリがあります。村上春樹だけでなく、東野圭吾や伊坂幸太郎など、日本の有名作家の翻訳版を電子書籍で読むことができます。

電子書籍なので、貸出冊数に限りないように思われますが、貸し出し冊数が決まっています。制限冊数を超えると、返却されるまでは借りることができず、リクエストを入れることになります。

日本の小説の翻訳版を読んで、オリジナルと比較するのも一つの楽しみです。

編集・雪