立て続けにスピリチュアルな話題です。ついこの前、栃木県の那須温泉神社に訪れてきました。

 那須の中でもパワースポットとされるこの神社、近くを訪れた機会にお参りしてきたのですが、その名の通り神社の前には足湯があり、周囲には硫黄の香りが漂っています。

 そして神社のすぐそばには「殺生石」という石がある場所があります。この石は、かつて火山性の有毒ガスが噴き出し、鳥や小動物が命を落としたことから「生き物を殺す石」として名付けられたそうです。

 さらにこの石には、美女に化けた九尾の狐が退治され石になったという「九尾の狐」伝説があるみたいなのですが、 “九尾の狐”と聞いただけで、某少年漫画の聖地だと思って一際喜んでしまったのはきっと私だけではないはず。

 いざ到着してみると、辺りは音もなく、厳かな雰囲気で不思議な感覚でした。そんな伝説が残る殺生石ですが、2022年に二つに割れていることが確認されたとか…封印されていた狐が復活したのでしょうか?

栃木県那須町の国指定名勝史跡「殺生石」、二つに割れた石が綱で繋がれています。

 なんてことのない場所でもその土地にまつわる歴史や逸話を知るだけで、その土地が持つ色や魅力が見えてきますよね。

 パワースポットを巡りたい方は行ってみてはいかがでしょうか。

(編集・竹内)