金曜日はニューヨークからお届けします。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

こちらでは「ドライ・ジャニュアリー」(断酒の1月)といった取り組みがブームになっています。

サンクスギビングからクリスマスにかけて年末にお酒を飲みすぎたので、1月はアルコールを断って、健康を取り戻そうという動きです。
お店でもモクテルといったアルコールの入っていないカクテルなどのバリエーションも増えている気がします。

とはいえお酒を飲まない1月なんてありえないなと。いつものように飲み歩きます。

さて、こちらでは多くの人がマティーニを好んで飲んでいる気がします。もちろん、マティーニ―は定番中の定番のカクテルですが、それにしても随分推されている印象。

自分もよくオーダーするのですが、マティーニを頼んだ時に必ず「ベースはどうするんだ」と尋ねられます。

マティーニなんだから、ジンに決まっているのではと思うのですが、
“With Gin or With Vodka”
と、ジンベースかウォッカベースかと聞かれるわけです。

最初にニューヨークに来たときに、けっこうカルチャーショックでした。

あと前置詞 “With” のニュアンス。自分の中では、“With” は、「ともにある」といったなにかが付随するというイメージでしたが、ベースであるスピリッツに “With” を使うのかと。

いまだになんとなく違和感があるのですが、酒場でも生きた英語が学べるということですね。

編集・雪