ナ・リーグ中地区首位を走る今シーズンのカブス。その売りは何といっても、打撃陣にある。

 得点数145はMLB全体で第1位。試合数が2試合多いものの、2位のニューヨーク・ヤンキースが126得点であることからも、その威力のすさまじさが見て取れる(1試合少ないドジャースは100得点でMLB全体で10位)。

 中心のひとりが鈴木誠也。ここまでチームトップタイの6本塁打、2位タイの18打点と結果を残している。

 悲願のポストシーズン進出を目指す鈴木が考える現在を語る。

世界一のチームと対戦して

 4月7日のレンジャース戦で右手首を痛めました。

 盗塁のときにヘッドスライディングをしたのが原因でした。プレーができない、というわけではなかったのでその後も出場を続けていたのですが、違和感がぬぐえずドジャースとの2戦目で途中交代。

 その後、3試合休ませてもらいましたが、今はもう大丈夫です。

 ある程度、長打も出ていますし強く振れている感覚もあります。もちろん課題もまだまだあるので、今シーズンも試行錯誤...