目次
・はじめに
1 監督のカタチ
第1章 監督の役割——「勝つカタチ」を見つける
◇「勝つカタチ」
◇カタチの可能性
◇「勝つカタチ」の必要数
第2章 監督の仕事——「勝つカタチ」を進む
◇「勝つカタチ」を見つける
◇差し込まれない
◇「勝つカタチ」の原則
◇シーズンのカタチ
第3章 監督と選手——「勝つカタチ」にもっていく
◇「そうならない」状態をつくる
◇人のせいにさせない
◇選手への対応
◇選手への5つの要求
1 )「。」をつけろ~なぜ「靴を揃える」必要があるのか
2 )「。」をつけろ~現代の「若者」の要望に対して
3 )「。」をつけろ~「。」のつけ方、大谷翔平
4 )可能性を広げさせる~「人」を信じるな
5 )可能性を伝える~正しいと思ったら間違える
◇要求のための距離
◇選手への言葉
第4章 監督と人事——「勝つカタチ」と組織
◇「勝つカタチ」のための組閣
◇勝つための人事基準
◇コーチの置き方
◇コーチと監督
◇ コーチへの対峙
◇コーチとの信頼関係
◇フロントと監督
第5章 監督と資質——求められる姿
◇自分が正しいと思わない
◇新しい発想
◇片言隻句
◇平らにする
◇自分との約束を守る
◇言葉を大事にする
2 覚悟
序章:やりたい野球なんてない
第1章:最大の危機をチャンスに変える
第2章:名将にあやかる
第3章:組織を動かすということ
第4章:失敗は、成功への一里塚
第5章:勝利のために理論を捨てることも必要である
第6章:いかに潮目を読むか
終章:人と比べない
3 伝える。
第1章:監督ってなんなんだろう
第2章:伝える言葉。伝える感覚。
第3章:パ・リーグ優勝の真実
第4章:日本一に足りなかったこと
第5章:感謝をこめて
第6章:大谷翔平という夢
第7章:戦うためになにを準備すべきか
4 未徹在
第1章:「負け」は99を教えてくれる
第2章:監督の役割とは何か
第3章:監督はプレイヤーとどう距離をとるのか
第4章:監督に答えは存在するのか
第5章:栗山英樹の使命とは何か
第6章:プロとして、人として大事なこととは
5 最高のチームの作り方
第1章:シーズン回顧
真に信ずれば、知恵が生まれる
第2章:クライマックスシリーズ回顧
勝つために打つべき手を打つ
第3章:日本シリーズ回顧
結果を委ねる
第4章:過去の自分との対話
監督の仕事は選手を輝かせること
第5章:選手・コーチたちのこと
いつも全部間違っている
6 稚心を去る
第1章:プロの責任 ファイターズの組織哲学
第2章:「四番」の責任 中田翔と清宮幸太郎
第3章:監督としての1000試合
7年目の備忘録とともに
第4章:指揮官の責任
なぜ、自分のせいだと思うのか
第5章:7年の蓄積と、8年目の問い
7 集大成(2019~2021)
監督の引き際:責任の果たし方とは
◇【最後の3年】2019年「最高の想定外」
◇【最後の3年】2020年「野球と人生」
◇【最後の3年】2021年「危機感と集大成」
◇【3年間の学び】準備をし、手を打ちまくる
◇自分から「辞める」とは言わない
◇生まれ変わっても「ファイターズの監督をやりたい」か?
◇選手は仲間、「道化師のソネット」が流れた時
◇「仲間・大谷翔平」との別れ
◇大谷翔平は「仲間」たちに何を与えたか
◇選手と「選手の時代」の指導者像
◇【信頼すべき人】ともに別れたふたりのコーチ
◇【信頼すべき人】監督・栗山英樹を作ってやろう
8 考察 野球論
監督と野球:新しい時代の「バント」「采配」「四球」「カウント」
◇余計なことをしない
◇考察「送りバント」
◇考察「四球」
◇考察「カウント」
9 光るべきもの
監督の先生たち:5人の知恵
1・大谷翔平
2・中西太
3・吉村浩
4・根本陸夫
5・ダルビッシュ有
・おわりに