“腸活”がブームとなって、数年が経ちました。子どもの腸内環境の整え方について解説した名著『子どもの幸せは腸が7割』では、学力も、免疫力も、そしてコミュ力も(!)腸内細菌がすべてを決めていると記されています。
そもそも私が腸について興味を持ったきっかけは、シンクロナスで現在配信中のコンテンツ『ベッキーのごじあいLIFE』の前身『ベッキーと学ぶオーガニックの学校 Hello! ORGANIC』の取材でした。
ベッキーさんは、味噌を手作りして、毎食必ず納豆を食べるほど、発酵食品が大好き(私もその影響ですっかり納豆が欠かせない性分となりました)。そこで、発酵マイスターで料理家の榎本美沙さんに「自家製発酵調味料の作り方」を教えてもらったんです。
その時作ったのは「塩麹」と「甘酒」。それから約2年経っていますが、今でも塩麹は切らさないように作り続けています。「ああ体が疲れているなぁ」と思うとき、甘酒も欠かせません。最近では、塩麹に加えて、「醤油麹」も作り出し、我が家で欠かすことができない調味料としてエントリー。
ベッキーさんは納豆のたれにこの醤油麹を入れていると聞いて、私もマネしています。醤油に甘味が加わって、いつもの納豆が一層美味しく感じられるんです! 作り方も至って簡単。塩麹は麹に塩と水を、醤油麹は麹に醤油を混ぜて、1日1回混ぜるだけ。気温にもよりますが、5日程度で出来上がります。
調味料をこの2つに変えてから、肌と腸の不調が改善したように思えます。何よりも、料理がラクになったことが一番ですね。塩麹に少しだけお肉をつけておくだけで、ほかの調味料を入れなくても柔らかく美味しいお肉に焼き上がります。これからの季節は、お鍋にも大活躍!
ちょっとした知識や知恵との出会いで、生活がちょっぴり豊かになる。これからも、そんな出会いを大切にしていきたいです。
編集吉田