いつもシンクロナスをご覧いただきありがとうございます。月曜日担当の編集・小須田です。

3月に入った途端、東京都心は気温20度以上と4月下旬並みの暖かさとなりました。季節先取りの暖気に包まれるなか、3月1日、私が所属している草サッカーチーム「T・ドリームス50」の全国大会に向けた東京都予選が始まりました。

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2025JFA第24回全日本Over50サッカー大会 東京都予選会

一発勝負のトーナメント戦、初戦の相手はFCBOLD50さん(世田谷区で負けなしのチーム)。私もメンバー入りし、ピッチサイドから必死に応援を送ります。

立ち上がりからボールを支配すると、帝京高校のレジェンド、FW前田治さんがジャンプ一番、ヘディングシュート!運よく先制ゴールを奪って前半を折り返すことに成功したのです。

するとハーフタイム、キャプテンから「ルイ!(自分のニックネーム)」と声がかかります。

「出られるか?」

思わず、「えっ!」と驚きの声が漏れます。

「えっ!じゃないよ(苦笑)、出られるのか?」

「は、はい!大丈夫です!」

まさかの出番が回ってきたのです。

心不全で倒れて半年。まだリハビリ中の身、ちゃんとプレーできるのか。ミスでもしたらどうしよう……。気負いしてしまう場面です。

そんな自分を見るにつけ、元Jリーガーの菅野賢一さんが近づいてきます。

「気負うな」「80%(のプレー)でいい」

僕の肩をポンっと叩きながら、こう声がけしてくれたのです。

このひと言で肩の力が抜けた気がしました。パフォーマンス自体は満足のいくものではありませんでしたが、ピッチに立てたことだけで感謝・感激でした。

心不全で倒れた日、先生から「1年後に日常生活に戻れるかどうかもわかりません」と言われたことを思い出し、50歳を超えて年甲斐もなく自然と涙が出てしまったことはココだけの話です。

次戦は準々決勝。まったく持って興味はないかもしれませんが、熱戦の模様は引き続きお伝えしていきます📢🔥⚽️