先週の土曜日から、お笑い芸人・鈴木ジェロニモさんの連載が始まりました。

 なんでもない一言、耳に残ったかと思えばすぐに消えてしまいそうな言葉たちを、ジェロニモさんがすくい上げていきます。

 第2回は、本日このあと正午12時に更新予定。お楽しみに!

 ジェロニモさんは「短歌」の分野でも知られており、短歌にまつわるライブやラジオ出演、雑誌への寄稿など、幅広く活躍されています。

 私自身、短歌を読むことはあっても作ったことはなかったな……と思っていたのですが、そういえば大学生の頃に一度だけ、それらしきことをした記憶があるのを思い出しました。

 深夜のファミレスで友人と課題に取り組んでいたとき、気分転換(というより現実逃避)に、紙ナプキンだったかアンケート用紙だったかをメモ代わりにして、それぞれ一首ずつ57577を作ってみたのでした。

 作った短歌を交換して、「もっとこっちのほうがいい」「いや、こっちの方が」とやりとりしたような……曖昧な記憶ですが、深夜だったからか月の話をした気もします。内容はもう思い出せません。

 そんなことをふと思い出し、しんみりとしながらも、なんだか少しもったいないような気持ちになりました。

(編集・谷本)