水曜日担当の竹内です。

 NHKで放映されている「しあわせは食べて寝て待て」というドラマがすごいです。見逃し配信では、最多視聴数となったとか。ドラマを見る習慣がない私も、欠かさず楽しみにしてます。

 このドラマは、膠原病という「一生つきあわなくてはならない」病気にかかった主人公が薬膳と出会って生活が一変する物語です。観るきっかけとなったのはテーマでもある薬膳を知りたいと思ったからでした。

 主人公は病気がきっかけとなって、体に支障がでない仕事に変えたことで収入が減り、団地に住むことになります。そんな現実のなかで、悲観的にならずに日常にある小さな幸せを見つけていく一生懸命な姿が、とても勇気づけられるんです。

 そして団地の住民との交流シーンも魅力の一つで、日々の挨拶や何気ない雑談が住民同士でさかんに行われています。旅行帰りにご近所さんに「おかえり」と声かけてもらったり、余った食材を分け合ったり、一緒に晩御飯を食べたり…リアルだと、なかなかこのご時世では難しいので、そんな関係性っていいなあと羨ましくなります。

 特に大きな事件が起こるわけでもないですが、食事を美味しく食べられることや人と関わり合うこと、普通であることの尊さに気づかしてくれます。

 もちろん、薬膳ででてくるお料理もとても素晴らしく、もっと学んで自分でトライしてみたいです。しかし薬膳目当てで見始めましたが、すっかりドラマに夢中です。

編集・竹内