【戦国時代、幻の合戦の真実とは?】『謙信と信長』完結版

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日本史上もっとも名高い戦国武将、織田信長と上杉謙信。ふたりが戦ったとされる唯一の「合戦」、その真実を一次史料から読み解く大作。全36回

日本史上もっとも名高い戦国武将、織田信長と上杉謙信。ふたりが戦ったとされる唯一の「合戦」、その真実を一次史料から読み解く大作。全36回。

「越後の上杉謙信が、ついに西へ目を向け始めた。その先で待ち受けるのは織田信長である。武田対策として同盟を結んでいた両雄の関係は、信玄亡き後、急速に冷え切っていた。本連載では、謙信と信長の動向を見ながら、それぞれの特徴を比較して、その最終闘争とされる「手取川合戦」の真相を追っていく」

【注意】
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『謙信と信長』目次

・はじめに
444年経た今、上杉謙信と織田信長の「手取川合戦」を再検証
友好な関係だった上杉謙信と織田信長はなぜ、手取川で戦ったのか

・信玄上洛
(1)武田信玄と徳川家康の確執、それぞれの遺恨
(2)上杉謙信の判断、武田信玄の思考を紐解く
(3)甲陽軍鑑に見る、武田信玄の野望と遺言

・上杉謙信の前歴
(4)謙信の父・長尾為景の台頭
(5)長尾家の家督は、晴景から景虎へ
(6)上杉謙信と川中島合戦、宗心の憂慮
(7)武田家との和解、二度目の上洛
(8)相越大戦の勃発、長尾景虎が上杉政虎になるまで
(9)根本史料から解く、川中島合戦と上杉政虎
(10)上洛作戦の破綻と将軍の死
(11)足利義昭の登場と臼井城敗戦
(12)上杉景虎の登場
(13)越相同盟の破綻    

・織田信長の前歴
(14)弾正忠信秀の台頭・前編 
(15)弾正忠信秀の台頭・後編 
(16)守護代又代・織田信長の尾張統一戦 
(17)桶狭間合戦前夜 
(18)桶狭間合戦
(19)美濃平定前の第一次上洛作戦
(20)第一次上洛作戦の失敗
(21)上洛作戦の成功 
(22)信長が「殿中御掟」で守ろうとしたもの
(23)「五箇条の条書」と「金ヶ崎合戦」
(24)信長と義昭の近江挟撃作戦
(25)信長の比叡山焼き討ち 
(26)幕府崩壊と信長の困惑 

・手取川合戦
(27)戦国上杉家の家中改革と西上指向 
(28)上杉謙信の越中平定
(29)信長を裏切った男
(30)長篠合戦とその勝因
(31)手取川直前の北陸情勢
(32)手取川直前の東国情勢
(33)七尾城陥落
(34)手取川合戦を記した史料
(35)イメージを覆す史料の中身
(36)上杉軍と織田軍の手取川合戦 ☜最新回3月21日配信)
 ・謙信が信長出馬を確信していた理由
 ・秀吉の「帰陣」
 ・緒戦だけで終わった手取川合戦
 ・一級資料で省かれてしまった理由
 ・著者メッセージ

BOOKS
戦国大変 決断を迫られた武将たち
日本ビジネスプレス(SYNCHRONOUS BOOKS)

本当は何があったのか――戦国史の内幕に迫る!

絶賛の声続々!!
「史料を丹念に調べ上げ、斬新な視点を提示した労作!まるで戦国武将の心の声が聞こえてくるようです」(歴史研究家 河合敦)

「貪るように読みました。ここに書かれている戦国は思っていたのと違いすぎる。でも、こっちがリアルだ」(歴史好き芸人 房野史野)

内容紹介

 戦国時代とは、戦国合戦とはいかなるものだったのか。

 史料に重きをおいた客観的視点、当時の人物に想いを馳せる主観的視点を行き来しながら、その実像を追っていく。

 桶狭間合戦、関ヶ原合戦と、いまだ謎多き戦国合戦。

 合戦に至るまでの経緯や兵法、その周縁で起こったこと。

『戦国の陣形』『謙信越山』で話題を集めた著者・乃至政彦が最新研究と独自の考察で解き明かす。

 大河ドラマで再び注目を集める徳川家康や織田信長、上杉謙信、武田信玄など。戦国武将がここぞのときに下した決断とは。

●兵粮は戦地で略奪されていた?
●離宮八幡宮の使者は信長の陰謀
●光秀流、車懸りの陣はなぜ失敗した?
●天下を動かしたのは直江状ではなく景勝状
●三成は笹尾山に布陣していない

 これまでにない視点から戦国史の謎が明らかになる

戦う大名行列
株式会社JBpress

強い武将の秘密は「行列」にあった!

 東アジアを一変させた戦国の軍事革命──それが《大名行列》だった。

 「川中島の戦い」や「大坂の陣」など戦の謎を行列から紐解き、さらに全国に普及していった武士の行列の変遷を通して、用兵思想の実相を明らかにする!

謙信越山
株式会社JBpress

上杉謙信が戦国最強の武将と呼ばれた理由...略奪か義侠か?――気鋭の歴史家が迫る

【重版出来!】謙信はなぜ、エネルギーの多くを越山に費やしたのだろうか。「義侠」という道楽か、それとも「略奪」という実益か。
越山の真相とともに、武田信玄、北条氏康ら同時代を駆け抜けた武将らの活躍も網羅した、関東戦国史の幕が開く。