４月からスタートしたテレビ東京で放送中のドラマに出演中のベッキーさん。撮影時はいつもより早く起きて子供のお弁当を作ってから家を出ていたそう。 そんな普段より忙しい時期こそ少し力を抜いて、自分の好きなことをやるのが、ごじあいの秘訣なんだとか。今回は子育てと仕事の両立の話についてお聞きしました。

離れた時間で見つけた子どもの嬉しい成長

　みなさんこんにちは。ベッキーです。

　今回は、子育てと仕事の両立の話について、お話していけたらなと思います。

　というのも、4月から「君が獣になる前に」というドラマに出演させていただいているのですが、最初は育児との両立ができるかな･･･と少し不安な気持ちもありました。

　でも子供たちのある行動をみて、その不安が吹っ飛んだんです。

　お仕事の時間は本気で向き合う、子どもと過ごす時間はもちろん大切にしたいので、一緒にいるときは携帯は見ない、子どもたちと触れ合うことは最優先。

　それでもどうしても手を離さなければいけない時、親に預けるとか、義理の親に預けるとか、誰かに頼らなければいけない時ってあると思います。

　私は自分の母親がアメリカにいるので、ドラマ撮影があって、学校がない時は、マネージャー陣にお願いしていました。

　元々子どもたちは人見知りするタイプなので、最初は「ママじゃないといや！」って寂しがっていたんですが、だんだん慣れてきて、「○○は今日こないの？」「○○にお花あげたい」って言うように（笑）

　いつの間にかすっかり仲良くなっている様子を見ていると、子どもたちにとって、“ママと離れちゃう時間”が、“仲いい人と過ごす時間”に変わっていったんだなと気づきました。

　子育てをしていると誰かに頼ることに、罪悪感を持ってしまう人も多いと思います。

　でも、そういう時はあえてポジティブに！むしろ罪悪感は持たないようにしています。

　子どもにとって親以外と触れ合う時間は、子どもたちの人生の登場人物が増える時間。

　心配したらキリがないし、目を離したら不安な気持ちもあるけど、その時間に好きな人が増えて、相手を思いやる気持ちが育つ、それってすごく素敵なこと。

　たぶんお仕事してるお母さんはお仕事してて子どもに申し訳ないって思う人が多いかもしれないけど、社会性を育てるためにいい時間だよって伝えたいです。...