金曜日はニューヨークからお届け。
皆さんいかがお過ごしでしょか。
「吹部ノート」書籍化プロジェクト鋭意進行中です。
いまから20年以上前、自分が出版業界に入った頃、まさかニューヨークからリモートで書籍の編集ができるとは思っていませんでした。
当時は、打合せはもちろん対面。フィルムカメラで撮影した写真をライトボックスに乗せて、写真のセレクトをしていました(これは世代差かもしれませんが……いまはライトボックスを使ったことがないという編集者も多いかもしれません)。
現在では、作業的にはリモートでできないことは意外と少なく、コロナ禍以降、リモートで作業することへの心理的ハードルが下がったというのが大きいでしょう。
もちろん、ときどき不便だなと感じることはあります。先方が電話でないとつながらなかったり、日本のように24時間コピーがとれるところがなかったりなど。
時差があるので(ニューヨークは日本よりも14時間遅い)、なんとなく1日スケジュールを損した気分にもなります。
とはいえ不便程度ですむのですから、すごい時代になったなと思います。
編集・雪