2025年の野球界は、半月後にプロ野球がキャンプイン。メジャーリーグでは大谷翔平の二刀流が再び始動、鈴木誠也・今永昇太が所属するカブスとドジャースが日本で開幕戦を戦うなど注目度は高い。

 その日本野球界の名将のひとりが栗山英樹氏。ファイターズで2度のリーグ優勝、侍ジャパンのWBC制覇も果たした。今回は、プロフェッショナル仕事の流儀でも話題を呼ぶ栗山氏の人気コンテンツを再掲する。

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 848頁に及ぶ大作『監督の財産』が好評だ。2500円にもかかわらず重版がかかり2万部に迫る勢いだ。

 今回はその著者・栗山英樹に聞いた「本」に込めた思いと「本」に活かされた経験。「江夏豊さんに会いたくなる」と目を潤ませて語った一冊とは……?

INDEX
Q1. 栗山英樹さんによって「本」とは?
Q2. 野球界で「栗山英樹」以外で本が好きな選手はいますか?
Q3. 『監督の財産』を出版するにあたって考えたこと
Q4. タイトルにある「財産」に込められた思いは?
Q5  本書には「栗山英樹は死んだ」とあります。その意図は?
Q6. 『監督の財産』はどんな人に読んでもらいたいですか?
Q7. 栗山英樹というと「大谷翔平の作り方」を想起すると思います。それは存在しますか?
Q8. 野球界で名を残すことができなかった選手にも「監督」は思いを馳せるモノですか?
Q9. 2024年のファイターズをどう感じられましたか?
Q10. これから栗山英樹はどうなっていきますか?