「欧州で移籍先を探す」ということ
7月21日(水)に配信した「Dialogue w/Live配信 #4」です。その内容をすべてをこちらでお聞きいただけます。
・岡崎選手の「移籍先探し」の近況
・なぜスペインで多くの日本人選手は苦戦する?
・マインツ第2のクラブやバルセロナの原風景から見えてきた、バサラ兵庫の理想像
(一部、通信環境が悪く音声が途切れる箇所がございます。ご了承ください。)
岡崎 いま、バルセロナの郊外で適当にホテルを取って、山の中を走れればいいなって思って探したんですけど……。だから、ここがどこかよくわからないんです、場所が(笑)。
編集部 ご家族は一緒ですか?
岡崎 家族は夏休みで日本に帰っていて。予定では(今シーズンのチームが)決まっているはずだったので。
編集部 センシティブな話を聞けるのは貴重ですが……。
岡崎 ははは。
編集部 カルタヘナのときの家は引き払ってしまっているから、住むところがってことですね。
岡崎 はい、そうですね。
編集部 そういうお話も今日は聞ければと思うのですが、ちょうど(岡崎さんが一昨シーズン所属していた)ウエスカに橋本(拳人)選手が決まりました。この時期、もうちょっと前の時間で時間ですかね、7月くらいが移籍の佳境になると思うのですが、今の岡崎さんの状況はどうでしょうか。
岡崎 いや、もう何もないって感じですね、今は。
編集部 なるほど……
岡崎 ……(苦笑)。色々、やれることは尽くしているんですけど、いかんせん36歳で、この2年間ゴール数も少ないし、やっぱりそれだけで見られるので。
特に自分は、この国の人からすれば、日本から外国人として来ているから、経験だったりレジェンド枠(長年の功績的を評価してといった)みたいなところでは、なかなか入れない。
やっぱりその二つが厳しい現実を突きつけられている感じですね。年齢と、この二年間の実績。使われ方がどうこう、プレーどうこうっていうのはあまり見られないので。
編集部 こういう時期(移籍マーケットに入る)は何度か経験してきていますが、そのなかでも一番、厳しさを感じている?
岡崎 そうですね。去年は、まだ1部でプレーしていたんで、1部での手ごたえを感じつつ、やれるんじゃないかってぎりぎりまで1部を狙っていたんですけど、だからちょっと(移籍先が決まるのが)遅くなってもしょうがないなって思っていたんですけど、(今年は)次のチャンスを探りながら、早めにスタートしてはいたんですけど、代理人と話し合いながら。
でも、予想外に僕も、代理人もなかなか厳しい現実を受けつつ……。去年は、日本に滞在しながら、気になりながらも気持ちが紛れることもいっぱいあったんですけど、今は(スペインにいて)直で感じながら、現実をを受け止めながら(苦笑)。
👉岡崎慎司選手が所属を願ったチームとは? その現状とは? アーカイブよりご覧いただけます。
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