「残留争い」の中でバイエルンと対戦する意義

 前回のPICK UP MATCH、RBライプツィヒ戦から5節。

 第21節ケルン戦での3-0の快勝を挟んだものの、他の試合では勝ち点を拾えず、シュツットガルトは15位(第23節前時点)と依然厳しい状況にある。

 その中で迎えた第23節首位・バイエルン戦をPICK UPする。

 遠藤航が考える、ブンデスリーガの"王者"バイエルン・ミュンヘンが"王者"たる所以。

 その絶対的強豪に対しても残留争いのために勝ち点を拾わなければならない難しい局面に対して、シュツットガルトが繰り出した「マンツーマン・ディフェンス」の狙い等をPart.1では遠藤航が戦術ボードを使って解説。

バイエルン戦を振り返る遠藤航。マンマークとゾーンの関係から、チームに穴ができた理由を語る。

――INDEX――

・「残留争い」の中でバイエルンと対戦するということ
・前半から見せた「マンツーマン」、そのメリットとデメリット
・いつボールを奪いに行くか、ブロックを作るか
・途中出場の選手へのビジョンの共有はどうやる?
・バイエルンはなぜ強いのか?
――― 
【前回のバイエルン戦は恩師・曺貴裁(京都サンガ監督)さんとのコラボ分析!】👉【遠藤航×曺貴裁】バイエルン戦「仮想ドイツ代表、攻略法が見えたんじゃない?」

試合データ

[2023.3.5 ブンデスリーガ第23]
メルセデスベンツ・アレーナ
  VfBシュツットガルト 対  バイエルン・ミュンヘン
【得点】
バイエルン
デ・リフト(39分)
シュポ・モティング(62分)
シュツットガルト:
ファン・ホセ・ペレア(88分)
【遠藤航】スタメン(フル出場)
 

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