遠藤航リーグ戦スタッツ
遠藤航(2022-23)
・33試合出場
・5得点
・4アシスト
・デュエル勝利数439(ブンデス4位)
・走行距離356km(ブンデス7位)
入れ替え戦「やるのは自分たち」
22-23シーズンのリーグ戦が終わり、僕たちシュツットガルトは入れ替え戦を戦うことになりました。
18チームが戦うブンデスリーガは17、18位のクラブが自動的に降格し、16位がプレーオフとして入れ替え戦を戦うレギュレーションになっています。
※
最終節を迎える前、15位にいた僕たちは勝てばそのまま自動残留。来シーズンもブンデス1部で戦うことができました。
相手はホッフェンハイム。
場所はメルセデスベンツ・アレーナ。収容人数60,449人を誇るホームスタジアムで戦えることは大きなアドバンテージでした。
加えてその前の試合、アウェイのマインツ戦では4対1で逆転勝利を飾り、チームのモチベーションも高いはずでした。
しかし結果は1対1のドロー。
引き分けの場合、残留を争う(麻也君が所属する)シャルケ、(浅野琢磨)ボーフムが勝利すると僕たちは自動降格となります。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、チームメイトたちが膝から崩れ落ち、頭を抱える選手もいました。
他会場の結果を耳に入れていなかった僕は、「ああ、降格してしまったんだ」と思いました。
キャプテンとして2シーズン目、大きな責任を感じました。
ベンチに戻り(原口)元気くんに聞きました。
「どこが勝ったんですか?」
すると元気くんは「入れ替え戦だよ」と。
ボーフムは勝ったことで残留、シャルケは敗北を喫して降格(その前の33節の段階でヘルタの降格が決まっていました)。僕たちがプレーオフを戦うことになったと言うのです。...