いよいよブンデスリーガ開幕へ、カップ戦は初戦快勝

 8月12日、ドイツのDFBポカールの1回戦。

 ブンデス1部、2部の全クラブと3部リーグや各地域リーグの上位クラブが参戦するドイツ唯一のノックアウト方式のトーナメント戦であるこの歴史的な大会。

 昨シーズンは準決勝で敗退(優勝はライプツィヒ)とその雪辱に加え、リーグ開幕前とあって注目の試合になる。

 シュツットガルトはレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(ドイツ4部リーグ)に所属するTSGバーリンゲンと対戦。

 前日会見で、セバスティアン・ヘーネス監督から「遠藤は重要なリーダーで、素晴らしい選手。だから、キャプテンの変更は何もしていない」とコメント。3シーズン連続でキャプテンを務めことが明らかになった。

 試合は立ち上がりからシュツットガルトが一方的な攻めていく。25分には遠藤のパスからカトンパ・ムブンパ、E・ミローと綺麗につないで先制点を奪う。その後もボールを支配するシュツットガルトが力の差を見せつけると、34分にカトンパ・ムブンパ、43分にS・ギラシが追加点を奪い、前半だけで3点をリードした。

 そしてダメ押しの4点目を奪ったのは遠藤だ。55分、相手陣内でのインターセプトからS・ギラシーとのワンツーで抜け出し、最後はGKの股を抜くシュートで、今季公式戦初ゴールとなる4点目をゲット。

 試合はシュツットガルトが24本ものシュートを放つ一方的な展開を見せ、4ー0で勝利。1週間後に控えるブンデスリーガ開幕戦に向けて上場の滑り出しを見せている。8月19日、ホームで迎える開幕戦の相手は、浅野拓磨のボーフムだ。昨シーズン、シュツットガルトはボーフムに対してホームで4-1、アウェーで3-2と連勝している。幸先の良いスタートを切れるか注目だ。

遠藤航スタッツ

 

試合データ

[2023.8.12(土) DFBポカール1回戦]
シュタディオン・アン・デア・クロイツァイヒェ

 TSGバーリンゲン 0 対 4 シュツットガルト○
【得点】
シュツットガルト:E・ミロー(25分)、カトンパ・ムブンパ(34分)、S・ギラシー(43分)、遠藤航(55分)

【遠藤航】フル出場

【シュート数】 3:24
【枠内シュート】1:10
【ボール支配率】 31%:69%
【パス】 285:628
【パス成功率】 69%:89%
【ファウル】 8:7
【イエローカード】 0:0
【レッドカード】 0:0
【オフサイド】 0:2
【コーナーキック】 3:5
 
 

シュツットガルト、今後のスケジュール

【2023年】
08.12 【カップ戦】 ○4-0 バーリンゲン(A)
08.19 22:30 ボーフム(H)
08.25 27:30 ライプツィヒ(A)
09.02 22:30 フライブルク(H)
09.16 22:30 マインツ(A)
09.22 27:30 ダルムシュタット(H)
09.30 22:30 ケルン(A)
10.07 22:30 ボルフスブルク(H)
10.21 22:30 ウニオン・ベルリン(A)
10.28 vs ホッフェンハイム(H)
11.04 vs ハイデンハイム(A)
11.11 vs ドルトムント(H)
11.25 vs フランクフルト(A)
12.02 vs ブレーメン(H)
12.09 vs レバークーゼン(H)
12.16 vs バイエルン(A)
12.20 vs アウクスブルク(H)
【2024年】
01.13 vs ボルシアMG(A)
01.20 vs ボーフム(A)
01.27 vs ライプツィヒ(H)
02.03 vs フライブルク(A)
02.10 vs マインツ(H)
02.17 vs ダルムシュタット(A)
02.24 vs ケルン(H)
03.02 vs ボルフスブルク(A)
03.09 vs ウニオン・ベルリン(H)
03.16 vs ホッフェンハイム(A)
03.30 vs ハイデンハイム(H)
04.06 vs ドルトムント(A)
04.13 vs フランクフルト(H)
04.20 vs ブレーメン(A)
04.27 vs レバークーゼン(A)
05.04 vs バイエルン(H)
05.11 vs アウクスブルク(A)
05.18  22:30 ボルシアMG(H)

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