フランスリーグ・AJオセールでプレーするオナイウ阿道選手に聞く10テーマ、その後編は「フランスリーグのリアル」を中心に聞く。
欧州でプレーするFWとして「葛藤」を常に心に秘めながらプレーしていた岡崎慎司が、その秘密に迫る前後編合わせた110分!
テーマ6:プロになるまで家族はどういうサポートを?
オナイウ阿道
「父は“ああしろこうしろ”とは言わなかったですね、母からは“頑張れ、頑張れ”とかはなく…純粋に応援してくれていました」
テーマ7:海外で変わる環境・待遇をどう考えた?
岡崎慎司
「海外より日本のほうが観客多いし、環境も良い場合もある……ファンの感じも含めてプロと感じづらいこともあると思う。その(メンタル的な)自分との戦いもある?」
オナイウ阿道
「僕はこっちの人の感じが好きですね。友達ぐらいの感覚で話しかけてくる……ある意味普通の人として生活できている」
テーマ8:フランスリーグとJリーグ、FWの戦術的要求は違うのか?
岡崎慎司
「(監督として分かったのは)FWって教えられないよね(苦笑)」
オナイウ阿道
「日本のほうが求めれらることは多いかもしれないですね。……フランスのほうが細かいことは言われないで、シンプルですね」
テーマ9:環境を変えてでも「試合に出る」にこだわる重要性
岡崎慎司
「試合に出れていない選手でも、環境を変えて試合に出る選手と、J1のレベルでやりたいし、カテゴリーを落としたくないっていう選手に分かれてくると思うけど……上がっていける選手って?」
オナイウ阿道
「どんどんステップアップする選手って、自分を持っているというのもありますし、監督や選手の目に留まる、サポーターに愛される……人を引き付ける何かがあると思います」
テーマ10:オナイウ阿道→岡崎慎司「どうやって評価を……」
オナイウ阿道
「レスターの時の話をいろいろなメディアで見たんですけど、岡崎さんとしてはストレスがありながらも、気持ちを整理して結果を残しいたと思います。その時は自分のパフォーマンスを出すために何をやっていたんですか? 僕も数シーズン似たような感覚で過ごしていたのですが……」
岡崎慎司
「シンプルに“見返す”という気持ちだけでやってた。今のままだとバーディーに勝てないけど……苦しいけど、この苦しさの先に楽しみがあると思ってた」
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