【新連載】#2 KAAヘント・横田大祐選手「自分にとってあの”無所属期間”は大きかった」
インタビューシリーズ・国境を超えた育成#2
「海外でステップアップするための条件」(前編)
◾️ゲスト
横田大祐(KAAヘント/ベルギー)
◾️配信内容
・横田大祐が考えるマイルーツ
・大きかった「無所属期間」
・「相手の逆を取り続ける」(横田選手)
・川崎フロンターレでの教えが今のベース
・宮代大聖との違い
・どこで這い上がるメンタリティを身につけたか?
・母親に泣きながら電話した日
・ドイツ行きを決めた経緯
◾️視聴時間
37分22秒
◾️後編はこちら
【KAAヘント・横田大祐×岡崎慎司】フロンターレからドイツ、無所属、ラトビア、ポーランドを渡り歩きベルギー強豪へ、なぜ行けた?
Jリーグを経由せず、海外に渡って挑戦する日本人選手が増加傾向にある。
国境を超えて挑戦する日本人の若武者たち。彼らはどんな経由で海を渡り、どんな想いでプレーしているのか?
そこで今回のdialogue w/は、新企画「国境を超えた育成」と題し、Jリーグクラブを経由せず、海外を渡ってステップアップする日本人選手のインタビューをお届けする。
第2回ゲストは、今冬、ベルギーの強豪KAAヘントに移籍した横田大祐選手だ。
名門・川崎フロンターレの下部組織で育ち、高校3年で欧州へと渡って今冬にベルギーの強豪KAAヘントへと移籍した。
横田大祐選手が歩んできたキャリアは一見すると華やかだが、その道のりはまさに波瀾万丈と言っていい。
転機は18歳。高校3年の春に訪れた。川崎フロンターレU18で最高学年になろうとしたとき、横田選手は「川崎フロンターレの退団」という大きな決断を下したのだ。
「本当に辞めると覚悟を決めたとき、親に泣きながら電話した」
それから、横田選手はサッカーを続ける道を探り始める。知り合いのつてをたどって、高校に通いながら、サッカーを近くの社会人リーグ・FC東京23の練習に参加し、「プロの道」を目指した。
そんな地道の努力を重ねるなか、高校3年の夏にチャンスが訪れる。ドイツFSVフランクフルトU19に入団した。
しかし、横田選手の試練は続いた。翌年、FSVフランクフルトU19のを経てFCカールツァイス・イェーナB(ドイツ)に移籍したものの、2020年夏にわずか1年で退団。それから約半年に渡る「無所属生活」を送ったのだ。
当時の心境について、横田選手は「無所属になったが、焦りはなかった」と振り返る。その理由とは?
川崎フロンターレU18を辞めたあと、どうやってドイツ行きのチャンスを手に入れたのか。そもそも、日本国内のクラブではなくドイツだったのか。
一度ドロップアウトしながらわずか5年で欧州の1部リーグへステップアップを成し遂げた。その這い上がるメンタリティは、どのタイミングで身につけることができたのだろうか?
横田選手のキャリアを振り返りながら、海外で成功するための条件について、岡崎慎司とともに徹底議論する。ぜひご覧ください(全2回の1回目)
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