プレミアリーグ第34節、リバプールが優勝を決めた。リーグ優勝は歴代最多タイの20回目。その歓喜の瞬間を、ピッチで迎えた遠藤航が綴る「すべてがつながった」。

遠藤航、最高の瞬間にピッチに

 今シーズンのプレミアリーグ、リバプールにとっての34試合目。

「引き分け」以上で優勝が決まる一戦がホーム・アンフィールドで良かった……先制されても、スタメンの選手はもちろん、僕たちはサポーターとともに戦っていました。

 試合は5対1。

 スパーズ(トッテナム・ホットスパーFC)に勝ち切って、優勝を決めることができました。

 決勝点となるゴラッソを決めたMFのマクアリスタは、間違いなく今シーズンのリバプールを陰で支えてきた選手でした。

 泥臭い仕事をこなしながらチャンスを作り、チームのリズムを生む。そんな彼のゴールはまさに積み重ねてきたものが、つながっていったものでした。

 チームのために尽くした選手たちが多かった。リバプールが優勝できた要因の一つだと思います。

 その瞬間をピッチで迎えることができたのは感無量です。

 簡単ではありますが、1シーズンのお礼(といっても、まだ試合はあります!)を兼ねて、綴っておきます。

 すべてがつながったのは、僕自身も同じだった――という話です。

練習をしていた右サイドバック

 優勝。目標を達成した瞬間...