いつもシンクロナスをご覧いただきありがとうございます。土曜日は編集の谷本が担当します。

ちょうど今、額賀澪さんの『夜と跳ぶ』(PHP研究所)を読んでいます。渋谷の街の風景が目の前に浮かんでくるようで、ワクワクしながら読み進めています。

普通に読んでいても、もちろんとても楽しいのですが、最近は小説を読むときに別の視点でも楽しめるようになってきました。

「この一文、短いのに(短いからこそ?)視点人物の気持ちが伝わってくるな……」

「このエピソードのおかげで、説明されてなくても事情がスッと理解できるな……」

コンテンツパッケージ『拝啓、小説を書いてみませんか』を担当しながら学んだことを思い出すと、目の前の文章の中に、さりげなく様々な技巧が凝らされていることに気づきます。(まったく気づかずに楽しんでいるところもたくさんありそうですが……!)

「小説の書き方」についての知識を得ることで「小説の読み方」も変わってくるのかもしれません。

額賀澪
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今月更新分の『拝啓、小説を書いてみませんか』では、小説の文章技法の中でも特に「描写」について教えていただきました。小説を書く方はもちろん、読むのが好きな方にもオススメしたいコンテンツです。

文章力向上には、知識だけでなく手を動かすことが大事! 学んだことをこのブログでも活かせるよう精進しますので、引き続き「シンクロ通信」もよろしくお願いします。

(編集・谷本)