木曜日担当の編集です。

 約2週間ぶりの投稿になります。

 先日、乃至政彦さんの「ジャンヌ・ダルクまたは聖女の行進」の電子書籍の発売を告知させていただきました。

 

 ↑画像をクリックすると電子書籍販売のページになります。

 ジャンヌ・ダルクについて、著者の乃至政彦さんの解説動画を作りました。

 無料で見られますので、ぜひご覧ください。

 この動画の作成にあたって、ジャンヌ・ダルクの画像を探しましたが、様々な画家によってジャンヌが描かれていました。

ドミニク・アングル《シャルル7世戴冠式におけるジャンヌ・ダルク》1854年 ルーブル美術館

 この動画の作成にあたって、ジャンヌ・ダルクの画像を探しましたが、様々な画家によってジャンヌが描かれていました。

 ジャンヌが死去してから400年余り経ってから作成されたもので、実際に見て描かれたものではありません。

ジョン・エバレット・ミレー《ジャンヌ・ダルク》1865年

 オフィーリアなど美しい絵で知られるミレーのジャンヌは、完全に美少女に振り切っています。

 このように画家のイメージするジャンヌは美しいものが多く見られますが、中でも気になったのはこの1枚です。 

オディロン・ルドン《ジャンヌ・ダルク》1900年頃 オルセー美術館

 一つ目の怪物などの絵で知られ、人気のあるルドンの描いたジャンヌです。虚ろな表情やあやしげな背景など、一見怖いようで、不思議な気持ちになる絵です。

 謎に満ちたジャンヌだからこそ、それぞれが思い描く像が生まれるのかもしれません。

 後世に名を残す画家たちにも愛されたジャンヌ。この機会にぜひ、自分だけのジャンヌを描いてみませんか?