日本人の給料、上がってる?下がってる?

「日本人の年収は30年間上がっていない」

 多くのメディアで扱われる数字だ。実際、「上がっている」と自信をもって言える人は少ないだろう。

 一方で、「日本人の賃金はデータ上、上がっている」と言う評論家もいる。そこで示されるのは「名目賃金」だ。

 でも「実質賃金」の項目を見るとやっぱり下がっている。いったい、このデータは何を示しているのか?

 「賃金」を示す「データ」でも、指標が変われば全く逆の主張をすることができる。

 「物価」を取り上げた前編に引き続き、長野智子編集長が部員の実感をベースに経済評論家の森永康平さんに「賃金」にまつわるデータの背景を探ります。

 
【動画内容】
再生時間:18分25秒
データの裏側#0<中編>
「賃金に関する2つの指標。どっちがホント?」

〇30年上がらぬ賃金!今後は?
〇日本の賃金横ばいはなぜ?
〇バブル崩壊が企業を臆病に?
〇まん延する統計マジックとは?
〇韓国の政策は参考になる?

【前編・後編はページ下部からご覧になれます】...