質問に隠されたメディアの本音

 前編では内閣支持率をメインに、「世論調査」のデータを探ってきたデータの裏側の3回目。

 後編では、世論調査を行う主体である「メディア」にフォーカスをあてます。

これまでの【データの裏側~その数字、ほんとにファクト?~】
#0 (全3回)物価上昇と給料
#1 (全2回)少子化問題

※「データの裏側」会員はすべての回がご覧になれます

 果たしてメディアは意見をちゃんと反映しているのでしょうか?

 以下は2014年に実施された「集団的自衛権」に関する世論調査について、新聞社が設定した選択肢と見出しです。

 
 これらの選択肢の違いを見てみると、読売新聞は「必要最小限の範囲で使えるようにすべきだ」、毎日新聞は「限定的に認めるべきだ」としており、それぞれ異なる範囲であることがわかります。

 対して、朝日新聞は選択肢が2つしかありません。 

 薬師寺先生はこれを「緻密に計算された選択肢」と言います。

 このような世論調査は、一体何のために行われるのでしょうか?そもそも正確に国民の意見を調査することは可能であるのか?                                                                                                                                             

 私たちはこれらの情報に対して、どう向き合っていくべきかを答えていただきます。

【動画内容】
再生時間:25分34秒
データの裏側#2<後編>
〇〝質問の仕方〟で答えを誘導?
〇メディアの主張が透ける説明文
〇世論調査を絶対視しない
〇メディアと世論調査の未来は…

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