【吉田和史】「日本では長期政権が保障されるが、スペインでは育成年代でも成績が悪ければすぐにクビになる」

「岡崎慎司 w/ 欧州指導者組」
キャリア20年現地指導者に聞く「スペイン育成のシステム&思考法」(前編)
ゲスト:吉田和史さん(スペイン・マリオナオ ポブレユース A元監督)
全3回 内容
前編 【スペイン育成事情】選手が監督を食うか、監督が選手を食うかーーその意味とは?←今回
中編&後編 【システム】「上手くなるために「休む」スペイン人、「休まない」日本人」←配信中
【思考法】スペインの指導教科書はなぜ「マンマークディフェンス」から始まるのか?←10/11配信予定
<テキスト解説> 吉田和史氏が見た「スペイン育成システムと思考法」
前編・配信内容
・スペインで指導者になった経緯
・スペイン人と日本人の違い
・(監督の戦術に対して)日本人は100%、スペイン人は50%
・口数の少ない選手にアプローチするためのポイント
・14~15歳の選手に意見を持たせるには?
 ・子どもから疑問や意見を言ってくるか
・選手が監督を食うか、監督が選手を食うか
・スペインでは育成年代でも成績が悪ければすぐにクビ
・勝利を求めるのは当たり前
・スペインの育成年代では「18人以上の余剰要員を持たない」
・日本では居残り練習する、スペインではみんな帰る

前編・視聴時間
29分29秒

 吉田氏は2003年からスペイン・バルセロナ在住し、スペインサッカー協会公認ライセンス『レベル3』(『UEFA Pro』『日本S級』相当)を取得。9~18歳の全カテゴリー、社会人リーグとあらゆるクラブの監督を経験する。

 そんなスペイン育成に詳しいプロフェッショナルが見た「スペインにあって日本にないもの」とは?

 前編の今回は、「スペイン人と日本人の違い」や「育成年代の選手へのアプローチ法」などについて、岡崎慎司選手と徹底議論する(全3回の1回目)。


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吉田 和史さん(よしだ・かずふみ)
1976年生まれ。
4年間のイタリア滞在を経て2003年8月からスペインのバルセロナ在住。
これまでバルセロナ近郊のマリオナオ ポブレ・ユースA監督をはじめ。
育成年代9~18歳の全カテゴリー、社会人リーグ監督を経験。
スペインサッカー協会公認ライセンス『レベル3』(『UEFA Pro』『日本S級』相当)保持。

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