【酒井高徳】「シーズン移行で欧州に追いつけない」【岡崎慎司】「むしろ停滞する可能性がある」

◾️今回のテーマ
岡崎慎司×酒井高徳「Jリーグシーズン移行と世界との距離」
◾️ゲスト
酒井高徳さん(ヴィッセル神戸)
◾️配信内容
・日本の夏にプレーするのはキツい
・なぜ今、シーズン移行なのか?
・シーズン移行したらJリーグのレベルは上がるのか?
・「根本的なスピード感が上がらなければ欧州に追いつけない」(酒井高徳)
・「(Jリーグは)予測範囲内のことしか起きない」(岡崎慎司)
・日本と欧州の本質的な差とは?
◾️視聴時間
36分29秒

 今回のdialogue w/は、ヴィッセル神戸の酒井高徳選手をゲストに迎え、昨年大きな話題となった「Jリーグシーズン移行」について徹底議論する。

昨年12月、Jリーグは全60クラブ中8割以上にあたる52クラブの賛同を得て、2026年夏から「秋開幕、春閉幕」へ移行することになった。

 シーズン移行検討に関するメリット・デメリットについて、Jリーグは以前より以下のようなさまざま資料を公開して議論を重ねてきた。

資料:「Jリーグ『なぜシーズン移行』を検討しているのか?」

 また、これからもシーズン移行の実施に向けて、残された課題について継続検討することを発表している。

資料:「Jリーグ『シーズン移行』〜次の30年に向けて〜」

 現在、世界のサッカーは欧州を中心に回っている。しかし、「春開幕、冬閉幕」だったJリーグのカレンダーを「秋開幕、春閉幕」の欧州に合わせれば、本当にJリーグは欧州に追いつくのか。

 Jリーグはシーズン移行のメリットについて、海外移籍しやすい・猛暑時期の試合減少・ACL日程マッチなどを挙げている。

 Jリーグのシーズン移行と、世界で戦えるリーグになることとはどのくらい関係があるのだろうか。欧州サッカーを追従することは、本当の意味で日本オリジナルの強化につながるのだろうか。 

  そしてなぜ今、何なのか?

 このような疑問に対して、欧州とJリーグを知る酒井高徳選手、岡崎慎司選手の見解はーー。ぜひご覧ください(全2回の1回目)。

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酒井高徳(さかい・ごうとく)
ヴィッセル神戸所属。
1991年3月14日、新潟県三条市出身。
日本人の父親とドイツ人の母親を持つ。2歳までアメリカで過ごし、その後、新潟県三条市に移り住む。17歳でJリーグデビュー。20歳でシュツットガルトに移籍。
以降、8シーズンにわたってブンデスリーガで活躍し、2019年8月ヴィッセル神戸に移籍。
日本代表では3つのW杯を経験(南アフリカはサポートメンバー、ブラジル、ロシア大会に出場)日本代表Aマッチ42試合出場。

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