【佐藤由紀彦】「U-23でもサテライトリーグでもいいから復活してほしい」
「現場目線!日本サッカーが抱える育成の課題、世界とのギャップ」
◾️ゲスト
佐藤由紀彦さん(FC東京U-18監督)
◾️配信内容
・伸びる選手のポイントとは?
・反復を嫌がらない選手
・カットインではなく「縦」に行ける
・「旨み」を先導してあげる
・U-23チームのメリット
・ユースにいたら「晒される」場所がない
・U-23でもサテライトリーグでも復活してほしい
・(長谷川)健太、岡田(武史)には「勝ち筋」が見えている
・選手としても指導者として一番大事なもの
・岡崎慎司から見た佐藤由紀彦
◾️視聴時間
26分31秒
今回のdialogue w/のゲストは、FC東京U-18監督の佐藤由紀彦氏。
佐藤氏はサッカーどころ・静岡で生まれ育ち、プロではJ1からJ2、JFLで20年間プレー。引退後は指導者に転身し、FC東京一筋でアカデミーやトップチームのコーチを歴任。昨年S級ライセンスを受講し、今季よりFC東京U-18監督に就任した。
佐藤氏が所属するFC東京は2023年Jリーグ最優秀育成クラブ賞を受賞した(2010シーズン、2017シーズンに続いて3度目)。
FC東京の育成事情を知ることは、言い換えれば、日本サッカーの最前線の育成課題を知ることにつながる。FC東京のあらゆるカテゴリーを経験してきた佐藤氏の目から見て、日本サッカーはどのように進化し、どんな課題があるのか。
前編(【J育成最前線】FC東京U-18監督に聞く「伸びる選手」の作り方)では、自身が目指す指導者像キーワードから伸びる選手のパーソナルティーなどについて議論した。
後編の今回は、FC東京U-23がなくなったことによる弊害などをメインに徹底議論する。
FC東京は、2016年シーズンから育成型クラブ(セカンドチーム)としてU-23チームを編成し、J3リーグ戦に参戦した。しかし2020シーズン以降はスタジアム確保が困難になったことで、参加を辞退することになった。
その影響について、佐藤氏は「指導者にとっては大きなダメージ」だと強く主張する。その理由とは何か。ぜひご覧ください(全2回の2回目)。
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佐藤由紀彦 Yukihiko SATO
FC東京U-18監督
1976年5月11日生まれ、静岡県出身。清水商高卒業後、1995年に清水エスパルスでプロデビュー。FC東京、横浜F・マリノス、柏レイソル、ベガルタ仙台、V・ファーレン長崎でプレー。2014シーズン限りで38歳で20年間のプロ生活を終える。
引退後はFC東京普及部コーチ、FC東京U-15むさしコーチ、トップチームコーチを歴任。
今季よりFC東京U-18監督に就任。
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