【中野吉之伴】「代表チームが弱いからといって、ドイツの育成が悪いわけではない」

「岡崎慎司 w/ 欧州指導者組」
現地指導者に聞く「ドイツと日本、育成指導のアプローチの違い」(特別編)
ゲスト:中野吉之伴さん(ドイツ・ホッホドルフU-19監督、U-13監督)
全3回 内容
前編 「サッカーをしていた日本、サッカーをしていなかったドイツ」低迷ドイツに見る育成課題とは?←配信中
後編

特別編
コミュニケーションの取れない・客観視できない指導者はなぜ現場にいるのか?←配信中

ナーゲルマン就任でドイツの育成はどう変わるのか?←今回
<テキスト解説> 中野吉之伴氏が見た「ドイツと日本、育成指導のアプローチの違い」
前編・配信内容
・監督交代でドイツサッカーの育成はどう変わる?
・代表と育成の取り組みはマッチしない
・代表が弱いからドイツの育成が悪いのではない
・ハンジ・フリック時代はベースがなくてバラバラになった
・W杯優勝を狙うチームはテーマが違ってくる
・ドイツではプロになるまで何回クラブが変わる?
・小さい頃から「自己評価」ができるとどんなメリットがあるのか

前編・視聴時間
10分01秒
 

 今回のdialogue w/は、ドイツでの指導キャリア22年を持つ中野吉之伴氏との対談の未公開シーンをお届けする。

 前編、後編ではドイツと日本、育成指導アプローチの違いについて聞いてきたが、今回の特別編では、今年9月の日本戦の大敗によって史上初めて監督を解任したドイツ代表と今後の育成方針について聞いた。

 ご存知のとおり、前監督のハンジ・フリックからバトンタッチしたのは前バイエル・ミュンヘンの指揮官、36歳のユリアン・ナーゲルスマンだ。

 10月にはアメリカ遠征を行ない、17日のアメリカ戦(○3-1)、17日のメキシコ(△2-2)と新体制でのスタートを切ったが、代表チームの監督交代はドイツの今後の育成にどのような影響を与えるのだろうか。そもそも、代表チームと育成の関係性はどうあるべきなのか、森保ジャパンと比較しながら、岡崎慎司選手と中野吉之伴氏が徹底議論する。ぜひご覧ください。

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ゲスト:中野吉之伴さん(なかの・きちのすけ)

サッカー育成指導者・サッカーライター。
2001年4月に育成指導者のエキスパートを目指して渡独。地元に密着したドイツサッカーの現場で様々なカテゴリー・年代の監督を歴任。09年にA級ライセンスを獲得。ブンデスリーガのSCフライブルクで研修。現在はフライブルクの街クラブであるSVホッホドルフU19監督、U13監督として指導を続ける。また、ライターとして現場経験を生かした論理的分析をベースに、ドイツサッカーを中心に育成からグラスルーツ、プロまで様々な記事を手掛ける。

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