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9月より始まりました、編集部員による日替わりブログですが、10月スタートの本日、今野より3回目のブログをお届けします。

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「日曜日も絶対にサッカーを観に行くぞ」と寝た土曜日、グダグダしていたら夕方になってしまい…こんな時間から観られる試合なんてあるだろうかと探して唯一ヒットした試合に向かいました。

 

その試合は、栃木県グリーンスタジアムにて開催されたJ2第32節、栃木SC(18位)vs鹿児島ユナイテッドFC(19位)です。

以前からこちらの栃木県グリーンスタジアムには足を運びたいと考えていまして、その理由の一つに2023年8月に運行開始された路面電車、宇都宮ライトレールがあります。

 

日本国内の路面電車路線としては、75年ぶりの新規開業となったという宇都宮ライトレール。

グリーンスタジアムに隣接する清原工業団地に代表される、沿線の数々の大規模工業団地への宇都宮駅からの通勤アクセス向上を発端に敷設された本路線ですが、沿線に位置する作新大学や宇都宮大学への通学需要も多くあるようです。

平日には通勤・通学需要がある一方で、休日は宇都宮駅からおよそ30分の乗車でアクセス可能になったグリーンスタジアムの観客が多く利用します。


個人的には、主要都市の中央駅から路面電車でスタジアムに向かう景色はドイツ・ブンデスリーガ(サッカーリーグ1部)の多くのスタジアムアクセスが想起され懐かしさを感じました。

今年開場された、J1サンフレッチェ広島の新スタジアムであるエディオンピースウイング広島も元からある路面電車の広島電鉄が広島駅からの主要アクセスとなりました。

プロ野球の球場に比べて、主要駅より比較的遠い位置にあるサッカースタジアム・競技場ですが、鉄道に比べて敷設コストの低い路面電車で老若男女が快適にスタジアムに向かう風景がさらに広がれば良いなと思いました。

 

さて、試合の方ですが、年間順位が18〜20位の下位3クラブがJ3に自動降格するJ2において、18位栃木SC、19位鹿児島ユナイテッドであるこの2クラブの対戦は残留争いの直接対決になりました。

前半2分の得点でリードし続けた鹿児島ユナイテッドですが、試合終了間際の劇的な2得点によって栃木SCが勝利。残留争いにおいて大きな6ポイントマッチをホームの栃木SCが制しました。

現在では、本試合より1節を消化した栃木SCは18位と未だ厳しい状況にあり、J2残留ラインとなる17位大分トリニータとは勝点6差の位置にあります。運命の残り5試合、宇都宮ライトレールの業績にも関わる栃木SCの残留を個人的に願っています。

編集今野