皆さん、こんにちは。
いつもシンクロナスをご覧いただき、ありがとうございます。
9月より始まりました、編集部員による日替わりブログですが、10月2週目の本日、今野より4回目のブログをお届けします。
「今週は何のスポーツを観ようか」とネットを検索していたら、「三郷」「大学ラグビー」の文字が。個人的には少年サッカー時代、幾度も小遠征で訪れた馴染み深い土地です。さらに入場料無料ということで即決しました。
その試合は、セナリオハウスフィールド三郷(三郷市陸上競技場)にて開催された関東大学リーグ戦1部、法政大学vs関東学院大学です。
関東大学ラグビーは、リーグ戦グループ(1部:東海大、流経大、法政大、大東大、東洋大、日本大、立正大、関東学院大)と対抗戦グループ(A:帝京大、明治大、早稲田大、筑波大、慶應大、立教大、青山学院大、日体大)と実力を二分しています。
そのなかで、法政大と関東学院大はリーグ戦グループにおいて優勝13回(東海大の13回と並び最多)、優勝10回と古豪と称される2チームであり、特に2000年から2006年は熾烈な優勝争いを繰り広げ、多くの大学ラグビーファンを熱狂させました。
その熱狂のなかで、ルールすらよく分からない当時6歳の私は親に連れられ、秩父宮(ラグビー場)に毎週のように通っていました。私の"フットボール"体験はサッカーよりもラグビーの方が先だったのです。
そんな個人的に"フットボール"原体験である、法政大vs関東学院大の対戦を地元近くの競技場、さらに無料で観られるという不思議な気分で向かいました。
2000年代前半は、王者・関東学院大に法政大が立ち向かう図式が多かった2チームの力関係ですが、そこから20年ほど経ち2023年シーズン3位の法政大に対し、2部リーグから昇格してきた関東学院大が挑む関係に変わっていました。
前半は14-14と五分五分の戦いを繰り広げたものの、後半は25-0と法政大が圧倒し、最終的には39-14とトリプルスコアに迫る圧勝となりました。
そんな試合のなかで、私の目が釘つけとなった選手がいます。細かい部分まで見ることができていないラグビー素人(ルールはある程度理解している)の私の目線でも明らかに、法政大の猛攻の中心にいたのが主将でSO(スタンドオフ)、CTB(センター)を務める、金侑悟(キム・ユオ)選手でした。
9月のラグビー日本代表合宿に選出された、根塚洸雅選手(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)も2020年の法政大キャプテンをされていたということで、先輩と同じく金侑悟選手のこの先のリーグワン(2022年より開始した、日本最高峰の大会)や日本代表での活躍を素人目線ながら期待してしまいました。
日本開催での日本代表チームの躍進が象徴的なラグビーワールドカップや日本の新たなリーグ「リーグワン」については、これまである程度追いかけてきた私ですが、再度原体験に触れ、金侑悟選手の活躍を含めて大学ラグビーを継続的に見ていきたいと心に誓った今回の観戦体験となりました。
編集今野