渡部陽一「1000枚の戦場」39~42/1000・北朝鮮
【内容】
渡部陽一氏が撮ってきた膨大な写真の中から1000枚をピックアップし、「戦場のホント」を動画とテキストで解説する。
第10回は「39/1000~42/1000枚目」。
今回は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射している、危険な隣国・北朝鮮。
戦場カメラマン・渡部陽一氏が現地で撮影した写真とともに、謎に包まれた北朝鮮の内情に迫る。
写真39/1000:金日成・正日が示す威光
写真40/1000:北朝鮮から見た韓国、「38度線」にて
写真41/1000:郊外で枯れ木を集める人々と禿山
写真42/1000:北朝鮮の象徴
「1000枚の戦場」
渡部陽一が解説する「戦場」の日常。近いようで遠い世界の本当の姿を1000枚の写真が映し出す。隔週土曜日に最新回配信。
国民がともに「撮影」する「父」の姿
こんにちは。戦場カメラマンの渡部陽一です。
今回は日本の隣国「北朝鮮」に関して、ご報告いたします。
北朝鮮がミサイル実験を繰り返しています。
実験の狙いは自分たちの存在の強さを見せつけること。
また核実験の背景には「万が一、外部からの攻撃を受けた時の抑止力」として、核を使うことをちらつかせているのだと思います。
「外部からの攻撃をする場合がある時には、自分たちは核を抑止力として使い、諸外国に対峙していきますよ」と。
この実験の背景にある大きな支えというものは、もちろん隣国の中国。
中国のバックボーンがあるからこそ、北朝鮮という国がしっかりと保つことができている。ある面、支えになっているんですね。
僕自身も北朝鮮、何度も現場に取材に入りました。
これは首都の平壌(ピョンヤン)の、金日成氏(1994年死去)、金正日氏(2011年死去)の肖像画の前で写真を撮っています。
真っ赤な花、これはまさに北朝鮮を象徴する、大切にされている「ベゴニア」。国民が大切にする花です。
金日成氏、金正日氏という国家の「建国の父」たちの写真と、至るところで記念撮影していたんですね。
金正日の生誕祭、(65歳)誕生日の時(2007年2月16日)の写真なんですね。そのときに取材に入り、写真を撮った1枚なんです。
(この他にも北朝鮮と韓国の非武装地帯「38度線」など、渡部陽一さんが撮影した北朝鮮の貴重な写真と共に紹介。 ……続きはフルバージョンで✅)
【その他の写真】
・写真8/1000:人道回廊で蜂の巣にされた車
・写真12/1000:並ぶ戦車(ウクライナ)
・写真17/1000:溶けたロシア軍戦車
・写真19/1000:広大なひまわり畑
・写真23/1000:忘れられた孤島「スーダン」
・写真27/1000:タリバーンが力を再興させた「アフガニスタン」の今
・写真31/1000:新疆ウイグル自治区で暮らす人々
・写真35/1000:「トランプ・共和党」熱狂の背景を映した1枚
👇毎配信をまとめて視聴は以下より👇 (今回の動画は11月に撮影しました)
「戦場」の真実をどのくらいの人が理解しているか。戦場にある悲惨な現実。犠牲になるのは子どもたち。一方で、戦場にいる人々は「私たちと同じ」日常を持っている。これも「戦場の本当の姿」――。戦場カメラマン渡部陽一が撮ってきた写真の中から、1000枚をピックアップ。写真とともにその背景を知る。「戦場の真実」と「世界の本当」を学ぶ。
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