いつどこで戦いが起きてもおかしくはない。次に戦いが起こる場所。

 渡部陽一「1000枚の戦場」とは 

渡部陽一「1000枚の戦場」137～145／1000

ウクライナ、パレスチナ以外の地域でも衝突が起きている

　こんにちは。戦場カメラマンの渡部陽一です。

　世界情勢が大きくうねっています。

　パレスチナ問題、イスラエル・ガザ軍事侵攻、ウクライナとロシアの戦争も膠着状態と言いながらも東南部では激しい戦闘が拡大しています。

　今後、世界中で次はどこで大きな戦いが起こってしまうのか。

　この議題について今日は思いをお届けさせて下さい。

　世界情勢を報じるメディアでは、今は「中東のパレスチナ問題」、そして「ウクライナ戦争」、この二つが大きく報じられています。

　世界中では各地域で、衝突が同時進行で続いていることも現実です。

　アフリカではスーダン、さらには西アフリカ・ニジェール、ブルキナファソ。この一帯ではかなり政情不安な状況が続いています。

　アジアではミャンマー、そして香港情勢もかなり激しい動きがずっと続いてきました。

　フィリピン南部では、かつての中東拠点のIS(イスラム国)。フィリピンの反政府勢力が、未だに拠点として活動をしています。

　南米の方でも、コロンビア左翼ゲリラ解放戦線だった「FARC」。

　あのFARCも、コロンビア政府との事実上停戦、休戦という一つの合意を結んではいるんですが、それに対する反発を持っている人たち。

　このうねりというものも、決して油断できない状況であると思います。

次に戦争が起こる地域は？

　それは世界中どこでも、可能性があります。

　今後、戦争が起こる理由というのは、宗教的な繋がり、領土という繋がり、侵略戦争のようなウクライナ戦争など、勃発の仕方というものが色々あるんですけど、やはり貧困。

　この貧困というのが根っこにあります。

　これは衝突に関わる大きなスイッチではあるので、このフ貧困の地域を見ていくことで戦争に繋がっていく可能性が高い地域、それはアフリカ大陸。

　このアフリカ大陸。貧困の戦いが大きく全域で続いています。

　同時に、世界中で戦争が起こる一つの理由である「資源」。

　例えば、レアメタルであったり、様々なダイヤモンド、鉱物、半導体、金、銅。

　こうした資源。アフリカ大陸が持っているこの地球上で限られている資源がアフリカに集中している。

　このアフリカの資源を狙った戦争、さらにはアフリカの貧困が原因で発生する戦争。

　アフリカと繋がっている地域がアフリカを舞台に代理戦争のような土俵で戦いを起こす可能性もあります・・・続きはフルバージョンで✅

（この他にも、渡部陽一さんが撮影した子供たちの貴重な写真と共に紹介します。）

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