「アジアと世界はつながっているが、そこで分けて考えるようになった……」
今回の「ミムラユウスケの日本代表ニュース解説」は、「ここを聞きたい日本代表」第7弾。pickup comment と題し、森保一監督の発言を解説します!
ここが知りたい日本代表#6
pickup comment〜森保一監督
【INDEX】
・3バックはオプション。本大会のメインのシステムではない
・森保監督、欧州への移住はキャンセル
・アトレチコ・マドリー的サッカーの導入の可能性
動画時間(7分55秒)
今回、ミムラ氏が注目したのは3月20日バーレーン戦前日会見で、森保一監督が発言したコメントだ。
ミムラ氏はその前日会見に出席。森保監督に次のような質問を投げかけた。
「DAZNのインタビューで前回の予選と変わった点として『アジアでの戦いと世界に出てからの戦いが変わることを意識した上で最終予選に臨んでいる点が変わった』と言っていたが、どのような意図なのか?」と。
それに対して、森保監督はこう回答した。
「究極的には我々が強くなれば攻撃的にでも守備的にでもいろんな戦い方ができれば、世界もアジアもないということは根幹に思っている。
そのなかで、現実の戦いにおいてはアジアではより分かりやすく言うと、ボールを握る時間が多く持てる。世界での戦い、より強豪と戦う時には我々がボールを保持できる時間が短くなるという戦いの違いが出てくる。
自分たちが強くなれば、一つのことだけではなく、その状況に合わせて戦うことが大切だということを考えている。アジアと世界はつながっているが、そこで分けて考えるようになった」
このコメントから見えてきたのは、森保ジャパンの1年3ヶ月後に控えるW杯本大会の”戦い方”だった……。
そのほか、欧州視察の目的、アトレチコ・マドリー的サッカーの導入の可能性など、ミムラ氏が深掘り解説する。ぜひご覧ください!
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多くのメディアでサッカー日本代表ニュースがあふれています。そんななかから、スポーツライターのミムラユウスケ氏が日本サッカーが成長していくために重要なニュースを厳選チョイス。 取材してきた秘話などを交え、その意図や背景について独自の視点でわかりやすく解説する連載です。
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